宮嶋裕子さんの講演会と映画「海嶺」上映会は大変な大盛況でした!5月18日ねぶたの家ワラッセ2階イベントホール 詳しくはこちら

『人をつなぎ、心を育む本との出合い』

「病も証し」“わ”のつぶやき

はじめに、我がふるさとの津軽弁で、自分のことを“わ”という意味で表現します。

1950年八甲田山のふもと、大自然の「海と山と温泉」も有名な、青森県の浅虫温泉で、八百屋の4人姉妹の三女として生まれました。

今から15年前、グループホームで介護の仕事をしていた時、乳ガンが見つかり、左乳房全摘出手術を受けました。副作用で吐きけ、便秘、下痢のくり返しで、ひどい目にあった体験があります。

放課後児童会の仕事に復帰し(63才)頃、今度は、肺ガンに転移しており、九死に一生を味わいました。そんな時、入院中のベッドの上で、三浦綾子作品「道ありき」に出逢ったのです。

綾子さんは、敗戦後の絶望、罪意識、闘病中に、肺結核やカリエスになり、13年間も身動きできず、絶対安静だったそうです。

そんな綾子さんの作品との出逢いにより、病いの中でも、生きる希望や勇気をいただき、感謝しています。

「道ありき」をはじめ、「母」「銃口」「泥流地帯」「愛すること生きること」等々、むさぼり読みました。

2006年、こうして「三浦綾子読書会」が図書館の円テーブルから、3人で設立されました。

綾子ファンが情熱のみで集まり、作品をゆっくり倫読し合い、感謝をめぐさがらず(恥ずかしがらず)本音でしゃべくる(語り合う)場なのです。今では、ZOOMを利用して全国の読書会へと輪を広げています。

津軽弁で言うと、感想をめぐさがらず(恥ずかしがらず本音で語り合う場)の意味です。

三浦綾子読書会を通して、全国の綾子ファンとオンラインで、さらに絆を深めたいです。「一期一会」に感謝です。

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